2022年

もう今年も1週間を残すのみ、アッという間の一年だったような気がする。今年の納竿は何にしようか迷ったが、タルイカも、イカ鰤も芳しくないので、オデコだけは避けようと、初めての「アカハタ」に挑戦することにした。初めてとは言え根魚で有るのでオデコはないだろうと思いつつも、仕掛けも、ロッドも、小型の手巻リールも、そして餌も果たして何が良いのか迷いながら、錘も20個程用意した上で20日に須崎のK丸に予約を入れ14時半に家を出た。天気が良く、久しぶりに赤富士?を眺めながら、釣り宿に21時半に着き、しっかり仮眠ができた。日の出が遅いので集合が6時で6時半出港である。客は9人で、右舷4人(私は右舷の胴の間)左舷5人だ。波は1m無い、べた凪ではないが須崎では静かな方である。出港前、船長が私ともう一方に利島沖でも良いか聞いてきたのでOKして本日の漁場は利島周りとなり、1時間半掛けて利島の漁場に着いた。目鯛では利島沖に何十回も来ているが、今回は島周りの浅根なので、島に近く、これ程近づいたのは初めてだ。

夕日の沈む数分前の富士山。    波は小さく釣り日和だ。     記念すべき、アカハタ第1号!!

7時半投入開始!!私の仕掛けは「船ブラリグ」である。鯛ラバ、胴付き、テンヤ等何でも来いなのだが、船長に胴付きは喰わないよー、と予約の時に言われたので置いてきた。餌は、鯖の切り身と、イカ短、それにホタルイカ、4年以上冷凍していたカツオのはらみ(半分は黄色くなっている)を持参した。最初は鯖でスタート。1投目でいきなり42cmの良型をゲットだ!!(^^)。その後も当たりは頻繁に来るが、途中バレの確率が高い、本命はもう1匹同クラスだけで後は小型サイズだった。バレ方は20m以上巻いた当たりでバレてしまう物が殆どだった。他に外道で20cm前後の丸々した赤ベラとイシガキ鯛そして、赤ハモが来た。船長がとなりの常連さんの名前を言い、私が1つの餌で粘っているのに対して、向こうは3回餌を交換しているよ!!と2回程言われたが、カツオ餌は当たりが来ないし、ホタルイカも今一といった感じで。持って行った鯖餌1匹分と、イカタン2杯(一杯が小さい)で餌の配分が厳しい・・・で分かっているのだが、あえて無視し何とか時間いっぱい餌を持たせた(^^;;; 何分初めてなので、この辺が素人と云うことだろう。帰宅して思うことは、学習していったのだが釣り始めると、聞きを入れることを忘れ、つい合わせを入れてしまった事がバラシの大きな原因であったと思う。(イカでも、ノドクロでもやっているのに・・困ったものだ)私の釣果はアカハタ12匹、イシガキダイ1匹、赤ベラ7匹、赤ハモ6匹の貧果!!私のいた右舷は18・20・12・27匹。船中は2~36匹と大きな差がついていた。次回は常連さん並に釣りたいものだ。
今年はノドクロと、アカハタに挑戦できた。さて、あとイカメタルと、鯛ラバ、仕掛けは準備できているのだが果たして挑戦出来るだろうか・・どうしてもイカは数釣りに走ってしまい胴付き仕掛け、同じく鯛も餌仕掛けに・・・この辺を切り替えられるかが問題なだけに、はたして・・・?

今年も1年間、釣りキチ爺さんの駄文にお付き合い戴ありがとうございました。それでは皆様、良いお年を!!


何とか釣果を上げることができた、次回こそはもっと真っ赤にしたいものである。

11月27日 イカ鰤から未だ1週間と経っていなかったが、月齢と海の具合から前回オデコのタルイカのリベンジに色浜港のS丸行って来た!!イカ鰤から帰って来て、さほど疲れが無いように思えたので意気揚々とイザ・・てな感じでだ。前日の予報では出船がヤバイかもしれない海況で、当日も通常8時にはブログに出船の可否が表記されるのだが、今日は未だ出ていない。8時半過ぎにTELをすると、今、船頭達と内合わせ中なのでもう少し待ってとの事で、船長から出船の連絡が来たのが9時だった。早速、家を出ようとしたが、先程手に持った、車のスペアーキイが無い。今迄に帰り支度をしている際に、車内に入れ込んでしまい困った経験が数回有るので私の場合は絶対に必要なのである(^^;; 20分程探したが見つからず、結局、違うスペアーキイをもって家を出たが、何とも気になり恵那SAで休憩した際再度車内を探すと、有った!!後部座席のシートの奥に押し込まれて・・どうも左手でキイを掴み、着るものを放り込んだ折にシートカバーの隙間に入ってしまった様だ。ボケてるな~~こまったものだ。これが凶と出るか吉と出るか・・・。港に着くと急に風が吹いてきた、今日も結構な波、ウネリがあるだろう、私には全く気にはならないが酔う人は大変だろうな。今日も客は少なく7人、クジ引きで私は4番目、どうもくじ引きは弱い‥で、トモ、トモ、右ミヨシで左のミヨシが空いていたが、左足が踏ん張れないので、何時もの左舷胴の間にした。16時に出船し荒れた海を何時もの様に1時間走り、水深230mの所でパラシュートを入れ17時半頃投入開始!!何と、左ミヨシの御仁は3本竿だ!!そういえば昨年も同船した居りは3本出していたことを思い出した。1本は棚止め、1本はスロー巻き上げ、1本はたまーに誘うスタイルだ。

静に見えるが、結構なウネリが有る 今年初めて見たタルイカの墨


今日はスルメの当たりが無く静かなものだったが、6時半ついに右舷トモの方にヒットした、時間をかけ無事8kg台を無事ゲット。何とこの方は今回6回目で今年初ゲットとの事だ。当たりツノはタルブリットの濃紺の鰆タイプとの事。私は初めて見た色で、真似しようにも無い~。すると左舷トモの方が即タルブリッドのブルーグローに変更してまもなく当たりが来たがどうやらタルではない感じ。60cmオーバーの鰆だった。今日はベイトが100m前後に終始しており上がって来なかったが、20時を回ったので、私は自分のセオリー通り80~60mを中心に攻めることにした。すると21時半頃、左トモの方にヒットし無事9kg台をゲットした。当たり棚は2人共100mで、ツノは青系。それでも私は85~60mを攻めた。私に22時過ぎヒット!!船長も直ぐギャフを持ってきたが、10mばかり巻いた頃から何か可笑しい、ラインが出るどころかフケてくる・・これはタルではない、ガックリ。上がったのは40cm程のフグ、黒い丸が有るのでトラフグと聞くと、マフグで旨いようー捌ける訳でもないので、船長に差し上げた。なんとその直後、左舷ミヨシの3本竿を出していた方にヒット!!2人と祭りながらも11,7㎏のモンスターサイズをゲットした。やはり当たり棚は100mとの事。今日はスルメが全く姿を見せず、タルが上がってこなかったのか?こういう時はイカ型のタルスピードでは余りよくないのか??その後は船中静かになり23時沖き上がりとなった。今回の3杯は皆タルブリッドで2杯が青系、1杯はハンチャングローだった。

左トモに来た!!     9kgの良型だ。      左ミヨシにもきた!!  11,7㎏のモンスターだ。

誘い方は私は馬鹿の一つ覚えで一つのやり方しかやらなかったが、隣の方に聞くと100mラインでフアフアと軽い誘いで乗ったとの事。何の釣りでもそうだが釣れない時こそ人の釣り方を観察しなければ駄目なことは分かっているが、釣れた時のイメーッジが強すぎてついこれを通してしまう【^^;;。何時も釣果を出しているT丸は今日は18人乗って船中オデコだった様で、タルは船長の選択場所と、腕もさることながら運が大きいのだろうかな?
また、オデコ!!

本日の釣果

これお土産

11月22日 前日に免許更新の認知症検査が無事済み、気分晴れ晴れとイカ鰤に挑戦してきた。毎年解禁日には行くことにしている、今年は19日だったのだが。前記の検査の為に今年は大事を取り我慢だ(^^;; 。解禁日には9,7kgをはじめ7,7kgも数本出た模様だ、只釣果は13人で4人オデコ、頭3匹が2人で船中20匹と渋い。しかし、それでも顔を見たいと思っての釣行で、何とか1匹は・・・の気持ちで家を出た。今日の富士山は雪を頂き美しい。途中10人以上がカメラを向けていた。

果たして、風はどうなんだろう? 客は4人なのでスキスキで凪だ。 20時頃から吹いてきて、波とウネリが出てきた。


16時 4人の客を乗せて出港、ゆっくりと初島の東側の80m前後の漁場を目指す。今日は右舷3人、左舷には客1人と中乗りさんが竿を出した。私はオオドモをお願いてあったが、なぜか右のミヨシとなった。多分、ミヨシ側が前日釣れていたので気を使ってくれたのだろうと、良い方に解釈した。(結果的にはこれが正解となった)17時投入開始!!しかし、魚探には魚影が全く現れない、時々小魚か鯖に餌を駄目にされるので、時々仕掛けを回収しヤリイカ餌の交換が1時間で7杯程もあった。18時竿先が何回もモゾモゾしている、一応合わせると本命の引きが来た、船中1号のワラサをゲットした。思ったより小型の3,5kgだ。これで坊主だけは免れた(^^)・・しかし、その後船中は又静かに、時たま鯖のバタバタ音だけがむなしく聞こえる。私は針をアジ17号と大きくしてあるので、鯖はっ最後まで掛からなかった。19時頃から波とウネリが出てきてミヨシは棚が取りずらい状態になり、よりこまめな棚取りを繰り返した。19時半船中2匹目が隣の方にヒットした。だが、タモ取り寸前で痛恨のバラシだ。どうやら、同じようにもモゾモゾしていたのでそのまま巻きに入ってしまったとの事。合わせを入れなかったようで、相当悔しがっていたが後の祭り、この方は結局これが最初で最後の当たりで、ボウズをやってしまった。21時過ぎ又、モゾモゾしているので合わせると、又や本命の引きで、今回は引きが強い、これを無事取り込んで軽量すると、6,1kgとの事で、何とか大物をゲット出来た。そしてトモの方にもヒット、同程度のサイズだったらしい。その後22時20分まで粘ったが当たりなく沖き上がりとなった。船中釣果は0・0・0・1・2・の船中3匹の激渋だったが、私はボウズ連荘だけは免れてホッである。未だ疲れが残っているが、27日にタルイカのリベンジに予約してあるのでこのまま運がついてくることを期待したい。

何とか、今年も歳取りの魚は確保できた!!

 10月16日 タルイカ釣果情報がチラホラ出てきたので、色浜のS丸に23日に予約をしたが、荒天で中止に。そこで26日を改めて予約した。相変わらず波は1,5mの予報だったが、当日の朝出船が決まり、Goだ!!国民割りの影響かSAは車の数が多い感じがする。賤ケ岳SAで給油したが186円と高ッ・・(帰宅後に入れた金額は159円である)何時も思うのだが高速は高過ぎだ。敦賀の釣りに行く道沿いにはGSが無いのでやむなく給油せざるを得ない>=<。事故渋滞にも遭わず時間に余裕があったので、初めて氣比の松原を散策してから、釣り宿にいった。

ふげん原発を遠目に更に沖に。荒れて波飛沫を浴びながら、夕日は奇麗だ。左舷は2人のみでスキスキ。

16時出港、客は6人で、内4人が仲間だった為、右舷に入り何と左舷は2人のみ。私は何時もの胴の間を取らせてもらったのでミヨシ側は誰れもいなかった。荒れた海を前後左右に揺られて1時間半走り、漸くボトム235mでパラシュイートを入れ100m~50mでやっての指示があり投入を開始した。タルイカは少し荒れた日の方が当たると聞くので今日は期待大である。ましてミヨシ側には誰もいないので、もしかしたら一人勝ち?な~んて甘い考えでいたのだが、見事に裏切られてしまった。船中本命の当たりが無い中、他の方達はスルメイカをポチポチた上げている。私にも10回近くスルメらしき当たりはあったが、タルイカの合わせで終始行った為、超大型のスルメ1杯のみだった。他の方達は皆さん10~20杯
程あげたようだった。1回タルイカらしき抑えるような当たりが来たが、フオール中でサミングしていた為、ついサミングしていた指を離して、ハンドルを巻いてオンにして合わせてしまった為、はいそれまでよ!!でした(^^;; 。船中もう一方、らしき当たりがあったようだがやはり乗らなかったらしい。只、タルイカはいる。4回10kgはありそうなやつが浮いてきて、船の周りを偵察していたから。結果は船中本命オデコ!!だったが、外道で一人おおスソをやってしまいました。


ここ3年、最初はこんな感じかな、参った。

 10月14日 何と、またまたアカムツ(のどぐろ)に行って来た。今年初めてやってからもう3回目である。かれこれ5~6年近く海釣から遠ざかっていたWさんが、のどぐろ釣りに興味を示したので、では行こうかと也、早速予約を入れた。台風やら低気圧が心配で有ったが影響はなかった。が、行く前日は波1mで心配したが幸当日はべた凪であった(^^)。今回も富山のK丸で、キャンセル料が発生する為、自分一人なら荒れた海でも全く気にならないのだが、船釣りをする人達でも、船酔いをする人が結構いるし、Wさんも波には弱く幾度も酔っているから、正直当日の天気には気を揉んでしまう。

べた凪である。           投入開始!!向こうは氷見当たりかな。


満席8名の客を乗せて、定刻に出船し何時もの新湊沖ボトム100~120m漁場だ。今回は船長にお願いし、左のトモとトモ2の席で有る。トモは椅子が横についているので釣りずらいし、前回2回はトモ2で良い釣果を上げていたので、Wさんに入ってもらった。私は両肩が痛く毎月注射を打っているにも拘わらず、釣りとなると夢中になり誘い続けているうちに痛みを忘れてしまうのだ・・(^^;; 。Wさんは私より重症なので、置き竿でも底立ちだけは頻繁にとるように伝えてある。 5時投入開始、しかし、今日は3時間過ぎても全く静かなもの、船長も移動を繰り返すが本命が上がらない。今日は魚の休日だねなどと後ろの方と、話した直後、ついに来た、時計を見ると8時20分だ、無事26cmをゲットしその直後又ヒットしこいつは36cmの良型だ!!この後船内で本命は2匹上がったが、ここで又静かになってしまった。10時を回った頃、左舷でヒットが続いているが右舷は全く静かなものだ、右舷トモの方は4匹連荘でヒット、そして左ミヨシとミヨシ2番が何と一荷釣りときた!!しかし・・・右舷は静~~~~11時半を回りこれが最後の流しのアナウンスが、ア~ア今日はこれまでかと諦めつつも、今日はガッが2回とツンの1回のみ当たりが3回有ったと思い直し、今迄サバとホタルの胴抜き抱き合わせだった餌を、飲み込み易くホタルの胴抜き1杯掛けにして投入しべた底で誘い待つと、キター!!型は大したことはないが、嬉しい3匹目をゲット、そして、Wさんの竿にも当たりが来て、ゆっくり利きを入れ合わせて無事初物ゲット、本人は嬉しいだろうが、同行した私も嬉しくなってしまう。それを見ながら誘うと又べた底でヒット、無事これを上げ4匹を釣った所で沖き上りとなった。行くたびに反省されられるが、1回目はホタルイカのみ、2回目は鯖の切り身とホタルイカの抱き合わせ。これが良かったので、3回目は終盤迄抱き合わせにこだわってしまったのが、釣果が伸びなかった要因の様な気がする。1回の当たりで喰いこまない時は臨機応変に餌の付け方を代える余裕が必要だと大いに反省した釣行だった。左舷は皆さんホタルイカの1杯掛け。(後ろの方はチョン掛け、他の方達はチョン掛けか縫い刺しかは分からないが・・・)船中釣果は0:1:1:1:4:4:6:6匹の23匹だったようだ。アカムツ釣りは今年はこれで終わりにする。色浜の船でタルイカが上がり始めた・・気になる。

今回も炙りと汁で戴いた。旨かった(^^)。

 
10月1日 今年も、太刀魚釣行の機会を狙っていて、前日U丸のHPを覗くと土曜日なのに結構の空きが有ったので即、予約を入れて慌てて準備だ。当日は道が混むだろうと2時間半以上の余裕をもって家を出た。しかし、上りと云うこともあり何時も通りの時間で到着した。30分程釣具屋に行って来たが、集合時間にはまだ2時間もあるがもう船長が来ていた。乗客数を聞くと、なんと17名との事。長年乗船しているが、こんなに大勢は初めてである。船長より、今回は初めての人達のグループが2組で10名いるので、この人達に左舷に入ってもらうから、右舷は今回抽選するので、全員揃うまで待っててくれとのこと。15時半全員揃ったところで、抽選、私は5番だったので、右舷トモ3の胴の間に入った。16時定刻に出港、船首方向から今日は千本松方面だ、しかし、沼津港の少し先でもう錨をいれた。これで場所取り完了で17時までやることもなく待機である。竿を出す前に少々お疲れモードだ。

場所取り完了。波1m!!     毎度のことながら、夕日が綺麗である。


17時投入開始、棚は50m~40mの間でやってとの指示が。しかし、18時少し前まで左舷で3匹上がっただけで、右舷は誰の竿も曲がらず静かなもの、おまけに波が1m有り当たりを取り難い。ここで、タコベイト付の仕掛けに変え、誘い方も変えると、何と、私だけにヒットが続いく。すると船長が、当たっている人の仕掛けを見なければ駄目だよーと激を飛ばす、私の左の方が早速同じ仕掛けに変更した、するとこの方も順調に当たりを取り始めた。(昨年、中盤にこの仕掛けに切り替え効果が有ったのだ)左舷は見なかったが、右舷は7人中4人は長竿で、たまに竿を煽るやり方だった為、釣果が伸びなかった。19時頃には凪になり当たりも取り易くなり、私的には棚も40~33mと変わってきたのでここを集中して攻めていく。20時半頃まではバラシも2匹のみだったのだが、後半、合わせのタイミングが狂ってしまい当てるものの、喰いこませられない方が多くなってしまった(^^;; こんな状態が最後まで続き、22時半沖き上がりとなった。隣の方に40匹位釣りました?と聞かれ、帰港中に2人で数えてみた所、1匹足りない39匹だった。この方は17匹との事。今回は大型も居なかったが、超小型もおらず指3本~4本と揃っていた。何と今回もノドクロに続いて竿頭だったようだ。(^^) 船中釣果は9~39匹だったようだ。 次回は14日に3回目のノドクロを予約して有るのだが、2度あることは3度???とはならないだろうな!!

クーラーの上蓋の小口から投げ込んだ為、あっち向いてホイ状態だ。

9月12日 続けてアカムツに挑戦してきた!! 今年も天竜川のアユは壊滅状態で、解禁日以外は釣り人の姿は皆無(解禁日には入っていたが、私の見た4人はオデコだったようだ)。そこで、Nさんと高原川に1泊2日で2度と、一人で日帰りを1回。計5日、4年ぶり?のアユと遊んでいたので、海はお休みしていた。9月に入り秋野菜の種まきも済ませ太刀魚か、アカムツか迷ったが、アカムツに再挑戦することにした。前回は竿頭が6匹で私は5匹と1匹差だった、初挑戦でこれだけ釣れれば御の字なのだが、そこは釣り人の貪欲さ、釣れれば釣れたでもう一匹と・・・。前回はホタルイカのみ釣ったが、今回は鯖に一工夫を加えて、鯖とホタルイカのダブルで狙ってみた。
5時出船:7名の客をのせて20分程走りボトム95mからのスタートである。私の席は前回と同じ左の後ろ側の胴の間だ。

立山連峰からの日の出    皆さん、誘いにながら竿先を注視 べた凪だが暑い、移動時の風が心地良い

今日はアカムツ釣り初めての方が2名いたとの事、私の右隣の方も長野県の方で、今回が初めてとの事で始めの内は苦戦し、質問されたので、私も2回目なのでと言いつつ、私の感じているイメージをお伝えした。朝からあちこちで本命が上がり、その都度船長が、「本命が上がりました、おめでとうございます」とアナウンスをするので船中の状況が良く分かる。9時半前に既に4匹ゲットしていたので、今日は前回より数が伸びるだろうと余裕だった。9時半頃、全員安打となりましたとのアナウンスが有り、船長もホットしたようだ。その後も120~80mで流し、おめでとうございますのアナウンスが続く、11時過ぎには9匹目をゲットしたが、「ハイ、ツ抜けにリーチがかかりましたよ~」と、アナウンスされこれはプレッシャーだなーと船長と話していた時、キタッ!!10匹目が。これを無事ゲットした。するとまた、ハイ、ツ抜け達成ですよーとアナウンスだ!!今迄は160㎝50号の竿でやっていたが、残り30分となったので太刀魚竿の190cm80号に切り替えて見た。2回掛けたが当たった際竿先が硬いのか当たりが硬く感じ、何れも食い込みが浅かったのか途中でバレてしまい、納竿となった。となりの初めての方は4匹、左トモの方は6匹だったが、内2匹は35~39cmの大型だった。帰港途中で聞いてみると、底をきってギリギリでやっていた様で、余り大きな誘いはしていなかった。私は鬼カサゴに行っても結構底立ちを取って誘いをかける癖があり、やはりあまり誘うと小型が先に喰ってきてしまう様だとは感じている。やはり良型狙いの場合は忍忍の方が良いのだろう、しかし、性格上、多分又誘ってしまうだろう(^^;; 。 船中釣果は4~10匹で船中47匹と大漁との事。何と2回目で竿頭をやってしまった。次点は8匹が2人いたようである。帰港後皆で写真を撮った際、一人の方が前6回オデコをやって、今回初めて釣れたと大喜びし、6回のオデコは本当で、船長が知っていると変に強調されていた。そんなこともあるのが釣りだが、マグロや大物釣りなら分かるが、アカムツでそれだったら、私だったら、くじけてしまうだろうな。・・・
追記:今は乗っ込みらしく、卵がパンパンにはいっていた。これを煮付けて食べたが、こちらも極旨だった。

先般スーパーで見たら、一番小さいサイズクラスで1,800円していてびっくりした。船長に話したところ、富山ではそんな値段では買えない、それは鮮度が悪いのだと言われてしまった。エ~・・

こんなスッテカ―を戴いた。これを5?・7枚?集めると船賃が1回無料になるそうだ。

 7月25日 前回の真鱈から未だ10日余りしか経っていない。が、船に空きが有ったので急遽、富山で初めてのアカムツ(ノドグロ)釣りに挑戦してきた。アカムツ釣りは私の通っている港等ではやっていない為、海釣りウン十年にしての初めての釣行である。幸にも、Aさんが釣り友に誘われて最近で2回経験していたので、その情報やら、ネット情報を参考にして準備は万端、餌もホタルイカを通販で買ったものが冷凍してある。(富山方面では休日前夜は24時間営業をやっている店があるが平日釣行は、餌屋が無為不便なのだ)。Aさんは前前回7匹、前回1匹と釣果を上げているので、何とか顔が見られれば良しとの思いである。予報では曇り時々晴れ、凪予報だ、十分睡眠をとるべく家を14時半に出発した。19時には港に着き20時睡眠体制に・・・外気は27度だが車内は蒸熱く窓を開け、扇風機を2台稼働するも22時になっても寝られず、結局エンジンをかけ冷房26度設定で眠りに落ちた。
5時出港、本日の客は6名で左右ミヨシはジギングである。私は、事前に左足が具合が悪い為、左ミヨシ以外でとお願いして有ったので、左の胴の間だ。最初の漁場は、港から15分程の水深130m程の所だった。

乗船場所は海老江漁協前だ。    新湊大橋を見ながら。     こちらは氷見方面、べた凪である。

漁場に着き魚影を探して投入開始、 錘100号、胴付き2本針仕掛けである。(隣の方は3本だった)餌はホタルイカの1匹掛け。私は目玉の間に針を通し、胴体を外し、ワタを残した状態でやった。餌を付け直して再投入するとコツコツと小さな当たりが来た!!竿を大きく上げて合わせてヒット、気持ちの良い竿を叩く当たりが続き、ついに初ものをゲット!!これが本日の一番の良型だった。この漁場で同型を1匹追釣し、今度は110~100mの漁場に移動した。顏を見ただけでなく良型2匹をゲットできたので、これだけでも上出来、上出来 (^^)ここですぐに竿を結構たたく当たりが来て60m迄巻いたところで、外れた。何とチモトで5号ハリスが切られていた。大きなフグだったかも奥さんに言われた?。天気は薄曇りで熱くなく、後半2時間程快晴になったが、何と私のみ、操縦席が日除けになり最後まで熱さ知らずであった。ラッキー!!後半は23~24cmのレギュラーサイズ3匹追釣して沖き上がりとなった。帰宅後計測で最初の2匹は、33cmと32cmの良型だった。船内釣果は 2・3・3・5・5(私も)6の船内24匹だった。竿頭の方は全てレギュラーサイズだったから、私は良型がいたから◎かな。今回は初めてのことだったので、竿は、ワラサに使う胴調子のソリッド竿を持参したが、アカムツの場合は、常に竿を叩かれる為、竿が跳ねてしまう。バレはなかったが、次回からは7;3調子の竿を持参することにする。

超高級魚、これだけ釣れれば満足だ。

記念すべき、一匹!!初めての釣りは色々考えてしまうが、結果が出ると喜び
も大きい

 
7月14日 今年は暑さに順応出来ない自分だが、一か月前に予約して有った名立沖の真鱈に行って来た。船は能生のK丸である。釣行3日程前から左の肩甲骨から後頭部にかけて、痛みを感じる張りが取れず、万一同船者に迷惑を掛けたらどうしよう・・・などと心配になったが、何と出発日の朝には痛みが薄らいでいた(^^;; こんなことを心配するようなことは今迄なかった??と思うから、やはり自分の体に自信がなくなってきた証拠だろう、情けない次第である。船長からのメールで氷を自分で用意することになったので、筒井港で調達して、今夜は車中泊である!!車内は、港のコンクリート熱とエンジンの熱で蒸し、網戸に小型扇風機を2台回しても、汗だらだら、雷雲が近くまで来たが降ってくれず、寝付いたのは22時過ぎだった。

雷雲が近くまで来たが、残念!! 出港、名立方面の朝焼け。   今日は片舷3人なのでスキスキ状態。

6人の客を乗せて4時半に出港、私は左舷のトモだった。直江津沖迄走り更に30分程沖に走って漁場に到着、6時半に投入開始、棚は235m。以前乗っていたD丸は、キンメの逆でトモが投入し、次にトモ2といった具合だったが、今回のK丸は全員一旦仕掛けのみを落として待機!そして、船長のどうぞの合図で、一斉に投入するやり方だ。道糸も、D丸はPE6号だったが、K丸はPE8号の為、皆さん一回り大きなリールを持参していた。餌はサンマだが、私は2年前に真鱈釣りに行く積りで用意していたが、D丸船長の急逝で行かれず、2年間冷凍庫のお荷物になって居たサンマ餌を持参した。やはり捌いて1ヵ月程度の餌に比べると色落ちしていた。これで果たして大丈夫か少々不安だ。7時半過ぎ迄船中当たりなく静かなもの。幸い曇りでべた凪、気持ちがいい。そんな中、私の竿にヒット、若干ドラグを緩めていたので、何回か道糸が出て行った。これは良型かも・・・が100mを過ぎたところで、痛恨のバレ、やってしまった。その後9時までに右舷側の2人が1匹づつゲットした。今日は激渋だ!!底を取り直しているとキタ!!、型は2,5kg程だ。11時半までに3,7kgとホッケ、2匹を追釣した、が、左舷の2人はホッケのみで本命の当たりすらない様子。右舷はトモ1匹のまま、ミヨシと胴の間は1~2匹かな?。ここで船長から1時間全速で移動しますのアナウンスがあった。多分、能生沖の沈没船の所ではと推察した通りだった。

静で、竿先を見ていると眠気が。 この方達は全く本命の当たりなしだった。

ここは、どんなに正確な棚取りしても錘が絡む場所、以前D丸で1回やったことがある、良型が出るが、その時は船長が6ケ、私は4ケ錘を無くした場所である。漁場に着くと船長から、「申し訳有りませんが、ここは正確な棚取りをしても錘が絡む場所なのでとの案内があり投入開始、とここでアクシデントが!!下2番目の針が右手中指の側面に刺さってしまい、錘に引っ張れて痛い。錘を回収し、さてさてどうしたものか・・。相手は太字20号の眠り針、チモトも左手では簡単にカット出来そうもない。幸いなことに骨にはいかず縫い刺すし状態で貫通していたがアゴが出ていたので、思い切って引っこ抜いた。指は痛いが直ぐ餌を補充して、5分遅れで落とすと即ヒット、3,8kgをゲットした後ヤナギメバル1匹を追釣、ここで1時間半粘るも右舷のミヨシと胴の間は追釣したようだが、左舷2人と右舷トモは当たりなく、ヤナギメバルを上げて14時沖き上がりとなった。船中釣果はオデコ2人、1匹1人、3匹3人の船中10匹だった。捌くのは簡単だったが、もう少し釣りたかった~~。


ヤナギメバルが隠れちゃた(^^;;

 6月5日 7年ぶりの大島沖キンメに!!(キンメ釣りとしても4年ぶりである)流石に4年ぶりとなると、仕掛けが上手く投入出来るだろうか・・リールは上手く作動するだろうかとワクワク、ドキドキ感がある。宇佐美のT丸の予約表をみていても、日曜日(5日)に行きたいと思ったが、なかなか予約が入って来ない。そんな中、7日に3人の予約が入ったので、2日に早速予約連絡を入れ、出来れば5日に行きたいが‥と伝えると、2人になれば出船しますから5日に予約を入れて置きましょうとの事で、それでお願いした。すると3日にもう一人の予約が入ったから出船しますよ!!との連絡が入り釣行の運びとなった。出船時間を確認すると午前1時・・・早や!!港で5時間は仮眠を取りたいと思い、家を前日の13時半に出た。土曜日で渋滞を懸念したが意外とスムーズに走行出来、19時前には仮眠体制に。しかし、普段24時前後に就寝の為、なかなか寝付かれず、それでも3時間弱は睡眠がとれ快調だ。12時頃、赤イカの船が帰って来て賑やかになったのを機に起床し、釣果を聴いてみたが、厳しいようだった。1時前には乗船したが、客はやはり2人だけ、私はトモだ。二人の間隔が、有に10m以上は空いているので今日は祭りは少ないだろう・・。出港は1時半、これから約3時間の船旅である。ミヨシの方は前のキャビンに、私は後ろ側のキャビンに有る二段ベッドで仮眠をとる。4時に漁場に到着、既に一隻がいてお互い4時20分の投入迄、魚群を探して動き周っている。時間きっかりに投入開始!最高に緊張する瞬間である。又この高揚感が毎度たまらない。問題なく投入し、300mの深海に着いた竿先のフケを見逃さないように、竿先に集中・・・着底後ここは、即5m巻き上げて当たりを待つ釣り方なので、当たりが明確に伝わり楽しい。着底!!即 5m上げると同時に乗った、そして次々と追い食いの当たりが出て、竿先が大きく曲がっている、掛け上がりの場所なので、様子を見ながら5m、5m、又5mと上げ、船長の巻き上げて!!の合図を待ちながら、幾匹付いているかテンションが上がる。

真夜中の出港、海に落ちればアウトだ。 この竿の曲がりは5~6匹ではないだろうな(^^)。

第一投は一番上から、一番下針迄ついていたが、どうやらパーフエクトについていた感じだが、6匹は途中で口切れか?バレていた。(私の仕掛けはサル管を使わない直巻きなので、潮の悪いときは幹糸にハリスが巻き付いて口切れしやすい欠点があるが、作り勝手が良いので、もう長くこの仕掛けのみを使っている))第一投は14匹の大漁だった。その後も投入は全てスムーズにいったが、3投目から鯖が付きだした。4投目は鯖11匹でキンメは1匹のみ、5頭目は持ち直してキンメのみ12匹!!しかし6投目ではキンメのみ1匹。残すは後2回だ。期待を込めた7投目は、200mラインでふけて全く落ちて行かない。鯖に捕まってしまいやむなく途中での回収で、鯖9匹(^^;;・・で、ラストになった。何とか着底はしたが、鯖の当たりだ。一応底に有るので上げの合図迄流し回収した。やはり鯖11匹付いていて上げるのが重い、下のバリ2本に、キンメ2匹が付いていて、納竿となった。時間を見るとまだ7時半・・・3時間10分の実釣だった。忙しくて数を覚えていられないので、都度写真に収めてきた。

1投目14匹。     2投目9匹。      3投目8匹。      4投目1匹.。     5投目12匹。

6投目1匹。     7投目0匹。     8投目2匹。

釣果は、キンメ47匹、大サバ34匹でクーラー満杯だった。前回の真鯛に続き、今回も大漁で大満足である。船中48~50匹となっていたから、もう一人は50匹だったのかな。因みに船長に47匹と申告したのだが1匹多くなっていた。行きは3時間掛かったが、帰りは1時間程で帰港!!家には14時には着き、宅配と鯖の捌きで頑張り、翌日キンメを捌き、翌々日キンメの小型の一夜干しで作業完了となり、ブログの更新ができた。

 

クーラーボックスが歪み、なかなか蓋が出来ずに困った。

5月20日 能生漁港のK丸にのっ込み真鯛で行って来た。以前行っていた大進丸の隣の船である。昨年は連休明けの翌日を予約していたのだが、海況が悪く欠航に。やむなく、後日名立港の船に乗ったのだが、今年は、連休明けから4日間妻孝行の旅に行った為、疲れの取れる期間を考え、4月の初めに20日で予約をしておいた。今年は連休明けから釣果が好調で、船中頭10枚でオデコ無の日が続いていたが、18日は0~5枚・・19日は欠航・・で20日は波は低いが風が6m位ありそうな予報、今年もこの船は駄目かも・・・。すると、前日早い時間にラインが入り、予定どうり出港との事で、ホッとして、前日港に向かい20時には車中泊をしたが風が結構強く吹いていた。4時半集合で早速、申し込み順に席を決めるのだが、私は2番目の筈だ!!1番の方が左のミヨシを取ったので私は迷うことなく、狙っていた左トモ席をとった。客は満船の12人で有る。5時に出港し名立沖かと思っていたが、更に走り直江津より先の鵜の浜沖?あたりまで1時間余走り、6時15分頃投入開始だ。今回は、10mまで落とし、コマセを振って5mで棚セットである。

朝日が船首上に出てきた。    昨夜の風は治まりべた凪である。 船中1枚目は私にきた。

私の仕掛けは、8号8m-6号3m-5号3m3段テーパーで、繋ぎ目にそれぞれガン玉3Bを付11号の針だ。船中1枚目が私にきて、無事ゲット、1,5kg程のメスだ。その後7時頃までは船中もポツり、ポツリ状態だ。此の間私には2回当たりが有ったが、何れも3kg少々のワラサだった。8時を回った頃から喰いが立ち、常に誰かが竿を曲げ、時にはトリプルも珍しくはない。この喰いは12時の納竿迄続いた。下手くそな私は10時頃には10枚ゲットしたが此の間5回程船べりでアウト!!その後1枚上げるまでに何と4連荘で同じことを、不思議なもので、ゆっくり合わせていてもこう続くと又バレるかもと疑心暗鬼になり、その都度隣の方がタモを用意してくれていたので苦笑いでごまかした。そこで、今度は、8号8m-6号4m、ガン玉は同じく3Bを三か所付け、針を12号に大きくした。これが正解でガッチリ顎に針掛かりして追釣5枚で計16枚と出来過ぎ。最後に又当たったので、変な余裕で今日は忙しくて竿の入った写真が一枚もないと思い、巻かずに左手で竿を持ち、右手でカメラを取り出して写そうとしていたら、棚が浅い為暴れてバレてしまった(^^;;。しかし今回はクーラー満杯で気にもならなかった。

ミヨシの方が、やり取り中。    魚の引きを体でかわしています。慣れていますね。

幾ら釣れたからと云って、16/26の確率は酷過ぎ、深く反省ものだ。しかし、全部ゲットしていたら入れ物が無く、家に持ち帰れなかった・・・。因みに、隣の方は4枚とのだった。私と、その方の、右の方のタモ取りが忙しかったからかも・・只2人共沖竿!!私は誘いが船中一番多かったかもしれない。置き竿で当たったのは4回だけ、後は、全て5mから竿を拝むまで上げて、ゆっくり5m迄落として誘っていき、止めて少し待っての当たりのパターンだった。後ろの方は12枚、その隣は10枚とのことだったから、船中100枚近くは行っていたと思う。こんなチャンスにまた来年、巡り合いたいものだが果たして!!今回の私のゲットサイズは1kg未満は居なかったが、2,5kgが最高で、のっ込みの大鯛の引きは来年にお預けだ。常連さんの話しでは、誘いよりも、置き竿の方が大鯛が当たる確率が高いらしい。確かにタモ取りしてくれた隣の方は置き竿で枚数は7~8枚だったが、6kgと5kgを上げていた、さてさて、どちらを取るべきか・・・?。


クーラー満杯。大満足。

ワラサが見えなかったので、家でもう一枚パチリ。


4月15日 初めての富山湾に、こちらも初めてのスルメイカ釣りに行って来た。Aさんから富山でスルメが100~400杯釣れていると聞いたのが4月初め。その後も続いて爆釣していたので2人でGO!!となったが、日程が合わず15日堀岡港のK丸に予約した。8日迄爆釣だったが、何と9日は40~100杯に落ち、以降ブログの掲示がない???これはまずい!!おまけに15日は雨の予報になった。前日確認すると出船するとの事、前夜20時に家を出た。松本ICからは安房峠経由のルートで行ったのだが、雨も強く道は光って目が疲れる。5時間かかって0時過ぎに港着き、数時間の仮眠?私は眠れないのだがAさんは即スヤスヤと眠りに落ちた。毎度のことながら羨ましい限りである。4時船長が来て常連さん達に席を支持していく、私はラインでやり取りしていただけなので声も聴いたこともない。で、先ず挨拶をしたが無視!!・・・皆さん席についても我々には一言もない、再度、名乗り、席はどこか聞くと、左のミヨシ側に立っていて、背を向けたまま、そこを右左に小さく手ぞ振ったのみ。こんな、態度の悪い船長は初めて有る。何とか準備し、5時出港、濁った川の水が相当入っていて海は薄濁り状態だ。

30数年ぶりに初めて使った投入機  Aさん、投入前にひと仕事   波1m、スタンバイし投入合図待ちだ。

30分程走り投入開始。(今回は投入機を使っての投入で有る、今回使った投入機は何と30年以上前に買ったアルミ製のもので、未使用!!そろそろ処分しようかと思っていた矢先今回の釣りで日の目を見た代物である。)水深150m棚は130m~で一斉に投入、ベテランさんは小さな当たりを見逃さず素早い手返しである。我々2人は下手くそ丸出し、傍から見ていれば、とろっくさいことをやっていると観えただろう・・。8時過ぎには海全体の濁りが酷くなり移動時間がだんだん長くなり、11時30分、1時間半早く沖き上がりとなった。錘150号と重かったので硬めの竿を持参したが、先が硬すぎたようで、恐らくあたっていても気が付かなかった事が多かったのではと反省している。
釣果はAさん14杯、私17杯
惨敗!!数日前400杯釣ったという方でも50杯も行かなかったのでは?後の方達も30~40杯位かな。下船後、勘定を払う際は船長が饒舌でニコニコして、1万円で(本来は1万2千円だが)といって船のステッカーとカードにスタンプ2回押してくれ、更に車まで来て、竿を触って、これは硬すぎる、これは柔らかすぎる、5~6千円の万能竿で十分など話し込み、帰りは車が見えなくなるまで大きく両手を振ってくれていたのには、朝とのギャップが大きすぎてつい2人大笑いしてしまった。今回の反省点としては、直結仕掛けでの取り込みをしっかりマスターしておく必要がある。今回も途中で直結でやってみたが1杯上げて次の動きでハリスが少し緩んだのか目の前で2杯が逃げて行ってしまった(^^+; ベテランさんが直結は取り込み時が難しいといっていた。

予定ではこのクーラーが満杯の筈(^^;;イカは沖漬け12杯と生5杯、それにマサバの良型4匹のみハ、ハ、ハックション 

3月30日 今日は4年半ぶりの鬼カサゴだ!!昨夜は16時に宿に入り、早く寝ようと20時には布団の中に、しかし、毎日12時過ぎに寝ている為何時もより多めに睡眠導入剤を飲んだのだが、なかなか寝付かれず22時過ぎに漸く眠りに落ちた。それでも、4時に起床したから6時間弱は睡眠を取れたので、快調である。今日も昨日と同じK丸である、港に行くと客は6人。片舷3人だから祭りも少ないだろう。昨日とは打って変わって風も弱く快晴だ。6時予定どうり出港今日は神子元沖、ボトム150m前後だ。行く前に錘の確認をしたところ、以前は150号だったのだが、何と200号に変わっていた、釣りも1年行かないと同じ船宿でも仕掛けが変わるし、同じ港でも宿が変わると餌、餌の付け方、更に仕掛けが変わるから、行く前に必ず確認の必要がある。同船した方も、やはり前回は150号だったのにと言っていた。1日中手持ち竿で誘いをかける釣りだから、着底は早いが、50号の差は結構応えるのである。6時半投入開始、はじめの2匹は300g程の小型だったが3匹目で1kgの良型をゲットとした。

今日はべた凪である。       竿が曲がる、良型か!!     4年半ぶりの、ゴ対面~~。目が可愛いが油断大敵、毒ヒレだらけだ。

この釣りも、鯖には相当邪魔をされ一荷で来ることも度々で、即捌いて大きめの餌にしたお陰で以降は良型が揃った。最大は1,3kg有った。後ろにいた中国人の方は日本語ペラペラで、埼玉で本格中華料理の店をやっているとの事で、活かしたまま持っていき、店の水槽に入れ注文に応じて調理するとの事。見た目7~800gの奴を指差し、これで、1,500円程とるのと聞いたら、桁が違うと云われてしまった。確かに鬼カサゴは高級魚ではあるがビックリである。風もなく凪ということもあり、隣や後ろの方の上がったのを見てお互いデカイね~などと言葉が飛びかう楽しい釣りだった。鬼は水面で大きく口を開け、胸ヒレを開いてくるので余計に大きく見えるから楽しい。12時半の沖き上がりまでにオニカサゴ11匹、2,5kgのカンコ1匹、ユメカサゴ2匹、鯖多数(6は持ち帰り次‥何時になるやら?の餌に加工して冷凍した) 船中釣果は6匹~13匹との事

コロナの鬱憤が出たというより、年令に対する焦りが出てしまった様で(^^;;何と3月に3回の釣りをしてしまった。さて4月は何を狙うか、、、。

前回は、3匹だったし、そう数が釣れる魚でもない11匹は大漁だ!!

3月29日 須崎のk丸に2年ぶりの目鯛でに行って来た。前日、出船予定を見ると29日目鯛、30日オニカサゴとなっていた。70歳位までは須崎まで6時間半かかる道のりもルンルン気分で行っていたが、敦賀に高速で行くようになってから2時間の差が、モチベーションを下げ流石に遠いと感じる自分がいる。新型コロナの影響も有って昨年はイサキすら行かなかった。ならば、目鯛とオニカサゴを続けてやろうと決め、予約の電話をした。(予報の波は2~2,5m東の風やや強しなので海はそれ成りに荒れるのは覚悟だ!!)明日は出船します・・?出ますけど、新島は行けないので石廊崎沖ですが良いですか・・。では行きますと決め、それから、29日に泊るホテルを検索し、予約を完了して14時に家を出た。今晩は船宿の休憩室で寝る為21時過ぎに船宿に、毎度のことながら布団を敷いてくれてあり、21位時半には眠りに落ちた。5時港で支度を始めたが思いのほか風が強く車が横揺れしている・・・どうやら客は4人、するとそこに船長が、嫌な予感がする。案の状先ず私の所にきて、風が15mあり波が有るがどうします・・?私はヘイチャラだけど、船は出せるの??出せます!!で、他の3人にも確認し又私に同じことを聞くので、同じ答えをし、出船確定となったが、船が出る日はほぼ毎日来ている、沼津の方は止めた様で乗客3人で出船となった。2人は右側、左は私のみだ。

中道は桜、桃、等の花盛り     風が強く、波も2、5~3mはある 大きなウネリと波が来た!!船が上下左右に揺れる危ない!!

5時半出港、港を出ると同時に風と波の洗礼を受け、何時もの倍近い時間をかけて漸く石廊崎沖に到着し早速投入開始だ。棚は160~150mと深い。右側では8時頃までに2~3匹当たっている様子だが此の間私には鯖すらも全く当たりが無い・・・?不思議なものでその後当たりだすと、ポツポツと飽きない程度に当たってきた。鯖にも結構邪魔されたが、こいつらは即捌いて餌にした。型も最小で2,5kgと型が揃っている。只、タモを持つと風で持っていかれそうになり、痛い肩には負担が大きかった。利島で凪で有れば70~100m前後の棚で、上り直しも早いから投入回数は今回の倍近くは行くと思うが、1,5kgクラスが混じるからこちらはこちらの良さが有る。途中船長から、調子あげてきたね、とからかわれながらも12時半の沖き上がりまでに5,5~2,5kgの良型を7匹とメバル1匹をゲットした。船中釣果は、6~9匹だったようだ。

2年ぶりの目鯛、満足満足!!

もう3月だ。3回目のワクチンを2月2日には打てたのだが、まん延防止がかかりヤリイカ釣りの釣行機会を今年は逃してしまった。最も、これがなくとも、今年は雪空続きで釣行は無理だったかもしれないのだが!気分的にもやもやしていたところ、ドクターの釣りはどんどん行ってくださいの一言に後押しされ、天気も良さそうだったので3月2日に敦賀色浜港のS丸に半夜便行って来た。3カ月ぶりの長距離走行でもあり車に乗るまでは、運転に少々の不安が無いと言えば嘘になるが(これこそ歳を取った証だろう)一旦車に乗れば何時もの自分がいる。毎度のことながら事故渋滞を含め2時間余の余裕を持って8時半に家を出た。中津川までは順調だっが、中津川ICで通行止め規制があり、下道に下ろされてしまった、国道に出て2km程は渋滞で気をもんだが、幸いスムーズに動きだし、次の恵那ICで高速に戻れた為、30分ほどのロスタイムで済んだ(^^;;。途中北陸道は賤ケ岳SA前後の道路脇には1.5m程の雪があったが、敦賀には全く雪もなく13時半には色浜に着いた。

小雨が振ってきたが風は無い。   今日は越前沖だ。         投入1投目でオスの良型をゲットした。

乗客9名を乗せて16時出港、べた凪の中船首の方向から越前方面だ。16時40分漁場に到着。未だ太陽があり明るい。流し釣りなので即投入の合図が有った。ボトム34mだ、早速周りは投入を始めたが、私は右のミヨシで走行時の仕掛け絡みを嫌い、未だ準備がしてなかったし、明るい内は当たりも少ないのでゆっくり構え、10分程遅れて投入した。すると、一投めで早速当たりが有りオスの良型を上げた、これが船中第1号だった。   
     

夕日とべた凪の海、最高の気分だ。  本船を入れて4隻と少ない。

          
今日は期待が持てるかもと思ったのもこの一瞬だけで、船中も周りの船団も激渋状態らしい。型も小ヤリ主体だったようだ。19時頃錨を入れての掛かりとなった。20時の段階で何とか5杯上げたが最初の1杯以外は全て小ヤリ、私の隣と後ろの方は未だ顔を見ていない様子 。21時頃から船長も竿を出すが最後までノーヒットだった。私は思い出した頃にポツリ、ポツリとでは有ったが22時の時点で8杯追釣し、14杯となった。この時点で後ろの方は未だオデコ、隣の方も2杯のみで、他にもオデコがいるとのこと。22時過ぎに漸く後ろの方が小ヤリを上げ、船長がやったネで、写真撮影だ。その後1時間延長となったが船中全く無しのつぶてだった為、23時10分に早めの沖き上がりとなった。釣果はオデコがいたとの事、後ろの方は1杯のみ、隣の方も2杯止まりだった。私が14杯で頭で、ツ抜けは私以外いなかったようだ。何とこの船にこれで4回ヤリイカで乗船しているが、数はともあれ4回とも竿頭なのだ(^^;;笑ってしまう・・・。余談だが1昨年Aさんと行った時に、左の方が、私が釣れているものだからか、だんだん寄ってきて、最後は竿先が1m程迄近づけて来ていて(この時左の方はトモで、左に結構な空きがあるのにである)祭りそうなので、もう少し離れ下さいとお願いしたことが有った。、今回は言わ無かったが、胴の間にいたのに、だんだんと近寄ってきて、やはり私の竿先1mほどのところまで・・・餌釣りでもないのに、この心理が良く分からない。私のヤリイカ釣りに対する考えは、要は如何に棚を読み、誘うかに尽きると思うのだが・・・現実、近くに来たところで、結局釣果につながっていないのだから!!!?

何とも寂しい釣果だが、時期的に終盤を承知の上での釣行で、ヤリの顔を見られ、潮の匂いを嗅ぎ、心を癒されたから〇かな。