2020年

 前回のイカ鰤で処理、宅配で1日半費やし、相当のお疲れモードだ。今年のタルイカは昨年同様相当厳しいようだが、雪が降る前にもう一回リベンジしたいと思っていた、さすがに、10日前にはとは自分でも考えもしなかったが、T丸が1日に爆釣!!(と言っても豊漁年とは比較にはならが・・船中7〜8杯上がれば昨年も、今年も爆が付く)。で、2日は撃沈。4日は爆釣、5日は撃沈とこんなサイクルだ。しかし、私の常宿のS丸は今年は苦戦続きの為か、釣物が金曜、と土曜の深夜便以外はイカになりタルの文字がない。また、12日以降は北陸の方は雪の可能性も出てきた・・、1日の疲れが相当残っていて、唇にはヘルペスが出来そうでヤバイ状態だったが、そこはキチガイ(^^;;今年もどうしても顔を見なければ・・との思いで前述のサイクルに掛け、前日に予約を入れ6日に初めてのT丸に行って来た。

S丸より一回り小型かな      宿からの景色            この時期としては珍しく、べた凪だ

客は10人、左右オオドモに2人入るので片舷4人でスキスキだ。皆さん早く集まったのでクジ引きで、私は左のトモだった。15時半に出航、凪の海を奇麗な夕日を見ながら1時間半ほど気持ちの良いクルージングだ。これで大漁なら言うことはないのだが果たして・・。17時ボトム135mでパラシュートを投入して釣開始だ。私は昨年初めてのジギングに行った折、ベテランの方が1名のみいて、この方の動かし方を真似していて運よく2杯釣ったのだが、同船者に話を聞くと幾人かは昨年からオデコ続きだと言われた、昨年2杯上げた私は運が良かったのかも・・。18時頃から水面にスルメの小群れ現れる、19時過ぎた頃水面でイルカの運動会が始まった。船長から80〜100mの深い所を探って見て〜と指示が飛ぶ。指示どうり仕掛けを落としていると、左舷ミヨシにヒット!!何と棚60m。・・?みんな棚移動だ。しかし、水面まで来てパラシュートのロープに絡み痛恨のバラシ・・悔しいだろう・・。20時半頃、私の右隣の方にヒット!!そして、またミヨシにヒットしてのWヒットだ。これは2杯とも10kg前後のモンスターサイズだった。そして直後、私の左、オオトモの方にもヒットし無事ゲット(のちに検量したら7,6kgだった)ミヨシ2番の方もモンスター級をゲットし、又右隣の方に2杯目が来てゲット。この方が本日の竿頭だった。21時過ぎても左舷は私のみ当たりすらなし。ここで一か八かで思い切って120m迄落とし誘い上げると、115mで漸く待望のヒットが、いつもの倍程深いうえに、いつもなら途中まではポンピングで電動を使うのだが、今回は空巻き以外は電動禁止通告が船長から出て居た為全て手巻きでだ。何とか無事ゲットしたが思ったより小型の6kgだった。(普通はこれなら良型なのだが、今年は10kg前後が多いので・・)その後、又左オオドモにヒットしたが100mで掛け150m走られて痛恨のバラシで悔しがっていた。

ミヨシが良く見えないがWヒット中  オオトモもヒット、ファイト中  殆どが、モンスターサイズだ

右舷では2人がゲットしたが、3人はオデコ・・22時45分!ゲットした方は竿を上げて片づけをして下さい。釣れていない人は後15分頑張ってくださいと船長から激が飛ぶも、残念ながら3人ボウズで帰港となってしまった。6kgでも私のイカが本日の最小かな・・。贅沢を言ってはいけない、何とかリベンジ成功したのだから(^^)。釣果は2杯1人・1杯6人・オデコ3人だようだ。今回の釣行では大変勉強注せて戴いた。私は昨年初めてジグ釣をし、ベテランらしき方の真似をして何とか釣れたし、前回もバラシはしたものの、掛けては居たので、そのやり方がベターだと思い、終始これをやっていた。しかし、今回は皆さん私とは違い、静でポーズがなが〜〜い。じっと見ていてもそもそれほど煽っていないし、ラインの動きもゆるゆる出したのかな‥位にしか見えなかった。どうやら結果的に私は動かし過ぎたのではないかと思う。又、今回はスルメが浮いていたくらいだからスルメが多かったのでは。皆さんタルスピードのスルメイカグローで掛けていた。ちなみに私もこいつで掛けた。来年行けたらしっかり試してみようと思う。


 

貴重な1杯である、これで今年も何とかタルちゃんの顏を見られた

6kgでもこんな感じです。

12月1日 宇佐美のH丸に、イカ鰤初日に初めて行って来た。昨年も、一昨年も初日はどの船も大漁だったのだが、今年はコマセ釣はイナダに悩まされているようだ。今回は妻の用事が3日にあるとの事でだったので、1日の釣果を見てから3日に釣行しようともくろんでいたところ、30日に聞くと急遽中止にしたとの事、では・・とばかりに予約を入れ釣行となった。しかし、今回は妻のご機嫌は相当に斜めである。が、当日は気を付けて行っといでとは言ってくれた (^^;;・・。 今回も当然昼食は車の中で、伊那から持ち込んだコンビニ弁当であるが、こちら方面は一般道なので車を停める場所がない、静浦迄行き港の入り口で摂った。宇佐美港に出船2時間前に着いたが、すでに3台が止まっている。皆さんやる気満々である。15時半船長が来て乗船し4時頃出航した。
 

今日は雲が・・凪だろう       やはり凪でした      周りに数隻が終結、後ろはタモ取り中

 今日は釣り丸の取材が入っているとの事で有るが、幸い客は6名にこの記者を入れて7名とスキスキで、私は左おおトモで、隣が記者、ミヨシに1人を入れた左舷は3名だけ。ゆっくり初島沖を目指す。勘定をする際に船長に早上がり出来るよう、頼みますよーと言われ、頑張りまーすと返したが・・。魚群探査開始。何か頭の上に大きな影が‥オスプレイが2機低空で下田方面に飛んでいく、何とも不気味な飛行機に感じた。記者に私の仕掛け数種類とイカを付けた状態の仕掛けやら写真を撮られていると、17時過ぎに突然ボトム83mの73m前後に魚影出た、真っ赤かだ。即投入の合図が有り65mでやって・・棚に入るや否やあちこちでヒット!船べりまで上げて見ると何と、中乗りさんが竿を出して掛けているではないか。ヤバ!慌ててタモを用意するが、引っ張りすぎてバレた!!すると今度は70m指示が、即ヒットしこれは無事時ゲットした。4、5kg程の良型だった。この後は67mの指示が終盤まで続き、怒涛の入れ掛タイムとなり、1分も当たらなかったら束誘いを入れればヒット状態だ。だが敵もされ者、船べりまで来て抜けたり、26号ハリスを7回も切られたりで、一番酷かったのは4連チャンでバラシ、5連目は中乗りさんがハリスを掴んでタモ入れに失敗した。が、気にもならないほどの入れ喰いが続き、内、5匹程は抜いたがこちらはバレはなかった。後半はハリス30号に切り替えたが喰いは変わらず、血抜きの時間もない。船は1度も上り直すことなく、魚探は真っ赤の状態が続き、18匹でクーラー満杯で蓋が閉まらない・・。もう4時間位はやっただろうと感じる程、心地よい疲労感が有り、私には珍しくここで納竿。するとその5分後、ハイ!!これで早上がりしますよ〜。どうやら皆さん二桁に行ったようだ。私と右トモの方は18匹だった。餌を家から36杯と途中のスーパーで6杯計42杯持っていき、残ったのは3杯のみ、この内餌のみ取られたのは3杯だけだから、何と釣った数とバラシた数が同じことに (^^;;;しかし、全く気にならない釣行で有った。釣り終わった時間を見てびっくり、未だ19時半前、2時間釣っただけだった。凄いペースで掛けていたことになる・・。行きに5時間、帰りに5時間、翌日は終日宅配やら捌きやらで腕が筋肉痛で有る。船のブログが竿頭18匹となっていたから、2人竿頭だったのかな。これで今年の釣り納なら最高だろうが、天気さえ合えば、あえてオデコ覚悟でもう一回タルイカに挑戦したいものだ。

イナダが多いのではと心配して行ったが、何と3,3〜4、5kgの良型ばかりだった


11月15日 タルイカに。今年はジギングで。港は敦賀色浜港のS丸である。今年も不漁の年では有るが先週は各船0〜7・8杯と何とか出てはいる、そして、型はほとんどが10kg前後と良い。何とか1杯仕留められればとオデコ覚悟での釣行である。我が家では新型コロナの影響が大きく、妻が非常に過敏になっている。前2か月は妻は私の釣りの後は2週間の自粛・・ゆえに趣味のいくつかの会合には、夫が釣りに行くので・・欠席と連絡していたのだが、今回は堪忍袋の緒が切れて、喧嘩腰に12日までは絶対行かぬようきつく言われた為我慢した 。今回はAさんと一緒の為、お互いの都合と波のかげんを見ての予約が必要である。(私だけの場合は船さえ出れば波は関係ない・・船酔いを知らないので (^^;; )当日は快晴の中気持ちの良いドライブであったが、賤ケ岳SAでトイレ休憩すると、日曜と行くこともあるがコロナどこ吹く風という位駐車場はあちこちの県外ナンバーでほぼ8割は埋まっていた。これもGOトラベルの影響だろう、ここで家から持って行った昼食を車内で済ませ13時半に船宿に到着した。今回も一番乗りで事務所の真ん前に駐車だ。14時50分頃船長が来て、席のクジ引きを、珍しく2番を引き、左ミヨシ側を確保し、15時20分には出航した。

凪の予定だったが、後1,5m程  左舷は4人とスキスキ      タルジグも色々用意していった

1時間余走って16時半頃パラシュート投入、ボトム135m程の場所で投入開始!!早速誘い始めるものの20分もしない内に腰が痛く、トントンと叩きながら見ると、Aさんも同じことをしていて笑ってしまった。(当然?腰ベルトはやっているのだが・・。)今日はサゴシの動きが活発で、先ずAさんがリーダーを切られ高いジグを失い、続けて私が同様に。サゴシがポツポツ上がるが本命の当たりは22時を過ぎても船中まったくなく、只、時間だけが過ぎて行く。あと30分で〜すのアナウンスがあった後、またしてもサゴシに切られ大きな損害だ。時計を見るとあと15分!!どうせ釣れないだろうし、サゴシに切られても良いやと、ケチり、タルブリッドもタルスピードも買えなかった一昨年、ネットで買ったタル用ジグ・・(これがカンナが細く短くて直径も小さい、良型が来たら駄目だろうと思ってはいたが)にし、サル管迄もケチって直結びで投入(^^;;。ところが何とこいつに本命がヒットしてしまった。昨年のモンスターと同様の地球を釣った感で重く動かない。隣の方も見ていて船長に声をかけてくれた。私も船長きたよ!!竿尻を腰に当てポンピングスタイルに入り1回引き上げリールを2巻き、次の引き上げで・・スッポ抜け・・・。あ〜あ やってしまった、船中貴重な1杯を!!回収巻きしていると途中でサゴシが喰ってきた。この魚は美味いのだが釣ったときの生臭さが半端ではないのでそのまま捨てる人もいる。回収後ジグを見ると危惧した通り、針が2本横に伸ばされていた。その後は当たりなく船中撃沈で終了となった。帰港時トモで話した岐阜の方は、今年5回目で全てオデコだと悔しがっていました。私は今年のタルはこれで終わりです。

本命が無く、寂しいクーラーボックス、サゴシは美味いのだが、歯が鋭く困った魚だ。

上が伸ばされたジグ、上側の2本が伸ばされている。

10月13日 太刀魚に!!新型コロナも全く先が見えないのに、インフルの季節になってしまった。政府発表では高齢者は10月1日から接種できる・と・・しかし、市に確認すると、26日からとの事。昨今の政府発表は先走ってしまっていることが多いと感じるのは私だけだろうか?話しがそれてしまったが、前回のマイカからもう一か月。前回の釣行後は、妻も一緒に自粛・・・趣味の諸会には来月も主人が釣りに行ったら休む旨、先に断りを入れていた。ゆえに妻も又今回も自粛、妻のご機嫌は決して宜しくはない。しかし、それでも行かなければ・・自分の気力が萎えてしまう中断すると、年齢のせいか次のステップを踏み出すのに結構葛藤するのだ。今迄何とも感じなかった距離の運転が少しづつ自信が無くなってきた。一番は動態視力の衰だ、特に一般道の安全確認を、5年前の倍以上はしていると思うからその分がもろに疲れとなる。そんな訳??で、静浦港に行って来た。申し込み時には私一人のみ、この船3人以上でなければ出船しないが、都合でこの日しかいけない、中2日有ったので予約を入れた。前夜船長から出船の連絡がありGOとなった。行ってみると何と7人になっていた。敦賀の船もそうだが近くの方は当日予約が結構多いのだ。船長の指示で私は右のトモに入った。

狩野川放水路側の漁場に。到着したと思ったら周りに船が無く、ここは釣れないと一言呟いて束Uターンし、千本松に向かって全速疾走。
 右舷は3人でスキスキである。

17時半頃投入開始。棚は50m〜40mでやって〜〜。しかし6時までは船中当たりなしだ。ここで一旦
アンカーを入れ直し少し浅めに移動し再開、棚は40m〜30mでやって〜。するとポツポツと当たりが有り船内に取り込まれ始めた。私も漸く3本指サイズながら1匹ゲットして、ボウズは無くなった。ところが、その後、ゆっくり待って喰い込ませてから合わせたにも関わらず4連続バレバレ・・。ここで、船長よりピンクに変えて・・(少し濁り潮だった)と指示が飛ぶ。20時の時点で何と22打数11安打と酷い数字に。その後高い確率でバレも有るもののマアマア飽きない程度には上がっていたが、船長が、これを使って見てと仕掛けをくれたのでそれに変更した。何と、昔食い込みが悪いから外せと言われ、長い間封印してきたタコベイト付き仕掛けだ(只、タコベイトがケイムラーだが・・)。この頃から棚が少し上がり、私なりの棚を掴んだのでその3m程を中心に誘い続けた。21時頃船の2m近くをラインを擦る様に体長3m以上はありそうな大きなサメが、水面すれすれにゆらりゆらりと船の周りを1周した後、いったん離れて行ったが、その後も又来た。落水すれば一発で食われるだろう。怖!!あと30分で上がりますよーのアナウンスが有ったので数えると29匹、何とか30匹にしたいと欲がでて。結果30分で5打数2安打の31匹で納竿となった。毎度のことながら、バラシが多すぎだ!!  下手くそである。下船後驚いたことに何とこれで、私が竿頭だと云う、2番手と1匹差で、 スソが17匹との事、エッ まさかといった感じだった。

三本指主体で、4本は2匹のみ。2,5本も4匹程。おまけで2本指が一本。こいつの差で竿頭だ(^^;;

もう9月も中旬に、自粛モードのせいか日々の過ぎるのが更に早く感じてしまう。気力も萎えがちな中、人生2回目のマイカ(剣先イカ)に行って来た。 今回は色浜港よりの半夜便である。SAで食事をとらないように家で早昼を食べ10時半過ぎに家を出た。2か月振りの長距離運転なので運転には特に神経を配って、スピードは抑えてと自分に言い聞かせ乍ら・・安全運転第一である。途中事故渋滞もなく2時半に宿に到着した。既にお婆さん(船長の母親)がいたので乗船名簿に記入して乗船料を支払い、割引カードを出すと、えっ!!前回は2月・・そんなに前だった・・?この白髪頭、何時も一番早く着き、事務所の真ん前に駐車、且つお喋りだから印象が強いのだろう、悪い気はしない。予報どうり曇り空で凪の感じ、これで潮が緩ければ最低10杯はいけるかなぁ・・などと期待が膨らむ。

イカ釣りには良い空模様だ。   右舷は胴付きスキスキだ。   左舷はイカメタルだ。

4時には船長が来て、今日はクジ引きなしで私は右ミヨシ側胴の間を指定され、早速荷物を船に乗せ準備にかかった。今回は当日客が増え胴付き4人、イカメタル6人の10人なので満船の半分以下。そして右舷は胴付き4人のみ、船長が2本分の竿掛けを用意してくれたので、欲をかいて2本竿に・・これが却って裏目に出た。5時出船、1時間走りボトム96mの漁場に着きパラシュートを投下して6時過ぎ投入開始し。ベイトは92m前後にいるが潮がかっ飛んでいるとの事で、 重りは80号、イカメタルは20号で。仕掛けは60m以下には絶対に落とさないようにと指示が出た。これだけでも今日はヤバイの感が・・おまけに2本目の竿に仕掛けを付ける際、何とスッテが跳ね仕掛けがグシャグシャに、やってしまった(^^;;最初から付いていない・・。暫くすると今度は自分の2本竿がお祭りに、何とか解き潮上を100号に変えて凌いだ。1回クイクイと当たったがこれは乗らず、20時半までに船中イカメタルに10pほどの可愛いのが3杯のみ。今日はついにイカ釣り初坊主をやってしまうかと覚悟!!ここで船長より移動のアナウンスが有り30分走りボトム76mの漁場に、しかし、状況は変わらず激渋、21時半〜23時の間に6回乗ったが4杯は自竿と祭ってバラシ、何とか2杯確保しボウズだけは免れた。この2杯上げた竿は、ポラリスの500R(使い勝手が好きではない為あまり使っていなかった)だったがスロー巻きしていると突然高速巻きに・・幾度もそうなったので、この竿を手巻き誘いにした結果掛けた貴重なマイカだった。胴付き4人は皆さん仲良く2杯づつ、イカメタルも頭で4杯?皆さん大苦戦。翌日、ブログを見ると当船も、他船も何れも激渋以外は釣果が書いてなかった。

昨日、能生の常宿「大進丸」の船長が急逝されたとの訃報が。未だ71歳代
驚きとともにショックである。何時も下船後の釣り談義が楽しかった。船長の冥福を祈るばかりである。


 

すきすきで、十分泳げますよ〜。

原価3万円也!!ただでさえ旨いイカが、更に美味しく感じました(^^;;。

7月13日 須崎のイサキに行って来た。このところ新型コロナの患者数が東京を中心に第二波の様相を呈しているので迷いもあったが、私にとっては年1回の年中行事、真鯛と同様今しか抱卵のイサキは狙えないそして、昨年は帰宅翌日は雨で干物作りに大苦戦したので、今回は釣行日よりも、翌日の天気を選択し、12日の昼に予約を入れ、2時間後に出発した。ここ2年程、釣り宿に泊めて貰っているので7時間くらいは寝られる計算である。4〜5年前までは須崎迄6時間半の行程もさほど気にもならなかったが、ここ数年はやけに遠く感じて結構疲れるが、気力を奮い立たせての釣行だある。そして、この時期の釣行は、10数年の間に、中道が3回、天城で1回、白浜で1回の崩落があったので、要注意なのだ!!そして何と今回も、河津の伊豆急のガードをくぐって少し行った所で警察に止められ、飲酒運転の検問かと思いきや、何と白浜の以前より手前で3時間ほど前に道路が2m四方、深さ5m程陥没し通行止めとの事、やむなく途中迄戻り414号の山道を抜け蓮台寺経由で須崎に、1時間以上のロスタイムとなってしまったが、3時間前だったら、このブログは・・・。考えるとゾットする。

予報より凪で、漁場は神子元沖だ。 最初の獲物はトリプルで。   全員終始マスクを着用だ。

6時出船、今日は7人の釣り人を乗せて、神子元沖に向かう。私は左舷ミヨシ、左舷は4人で、右舷は3人、内左舷は、私以外は3人は貸竿で、イサキ釣り初めてとのことで船長より宜しくと、頼まれた。6時半投入開始、棚は50m。しかし、2流しは全員スカ!3投目に漸く当たり追い食いさせてトリプルだった。今日は新月なので干満の差が激しく、2枚潮。投入即掛けないと直ぐに群れを過ぎてしまうので、隣の皆さんは苦戦していた。私は空プリは5回程度だったが、トリプルで水面迄来ても隣のラインに針係して1匹のみなんてことも6回程有った。(私はプラビシ、貸竿の皆さんはステンカンの違いでどうしても水面近くの2枚潮で絡んでしまう、やむなく竿をミヨシ一杯に移動し、更に右に一杯振って何とかしのいだ。)今回はイサキ釣りでは珍しい程、漁場の移動を繰り返したが、其の内サメ迄付いてしまい最後の1時間半は35mダチの浅場で小型狙いなり、何とか数だけは揃えたが、全般的に小型主体の釣りとなった。イサキ釣りは手返しが忙しい釣りだが、貸竿の皆さんは1匹、たまに2匹が多く更に、仕掛けトラブルが多く2流し休みなんてことも見ていて結構あった。それでもと思い、隣の方に、当たりがあったら3mくらいゆっくり巻いて追い食いを狙うようアドバイスしてみたが、やはりトリプルは見られなかった、こればかりは慣れ‥かな!!かく云う私もイサキをはじめ年一回釣行の魚種が多く、数回という魚種は数種ぐらいなのだが、体が覚えていてくれる。そういえば金目は幾年も行っていなぁ〜〜〜〜。話がそれたが、船中釣果は40〜90匹とのこと、後ろのベテランさんが54匹と言っていたから、結構渋めの釣りだったかも、そんな中、私は90匹と今回も三年続けての竿頭だった。昨年127匹・1昨年104匹と束越えからするとチョット残念だが、小型主体とはいえ速い潮で条件が決して良くない中での釣果に今回も○である。

今回も80Lの大型クーラーボックスを持参したが、氷を多めに入れ更に塩を撒いて置くと、この暑い時期でも、翌日の夕方に未だ氷が半分は残っている。釣る時は後のことを考えずについむきになってしまうのが私の悪い癖。 (^^;;

もう6月だ!!新型コロナもまだまだ先が見えないが、今年は諦めかけていた乗っ込み真鯛に6月4日に行って来た。SAはもちろん餌屋以外は食堂もコンビニも一切立ち寄らず、小用は道筋の草むらで・・(^^;; である。前日早めに家を出た、青木湖から白馬にかけては薄桃色のウツギの花マーガレットの白い花の道が続き快適なドライブで17時には港に到着した。珍しく無風状態で海面が鏡状態、空が綺麗に写り込みじっと見ていると体が吸い込まれそうな錯覚を覚えてしまう。そして沈む直前の大きな真っ赤な夕日に見入ってしまう。安いデジカメではこの色が出せないのが残念である。

能生港にて              少し場所を移動して残照    片舷3人とスキスキで、べた凪と最高

20時半には気温も下がり眠りにつけた、3時半の目覚ましが鳴る迄ぐっすり眠れたのでコンデションは良い。起きるともう船長が来ていたので早速乗船し、4時半には出航した。漁場は名立沖だ。心地よい海風を受ながら5時には到着し、即、投入開始したとなったが1時間程は船中静かなものだ。6時少し過ぎたころ私の竿に当たりが・・2kg弱程のメスの奇麗な真鯛を無事ゲット、これでボウズは無くなった。しかし、真鯛を船中1番に釣った時は何時も後が続かないジンクスが私にはあるのだ・・。案の定、一方を除いて皆さんポツポツと当たっているが私にはサッパリ当たりが無いどころか、餌すら取られない状態が4時間程続き、此の間誘い方を変えたり餌の付け方を変えたりと色々やっては見てもこちらの殺気が伝わるかの如く、私だけを避けるような感じがするから不思議なものである。2匹目が来たのが10時半頃これは1kg程の小型だったが無事ゲットした。船長から、昨日も12時前から当たりましたから辛抱して頑張って下さい・・・・・とアナウンスが!!毎度これに騙されることが多いのだが、今回は期待することにした。すると船長の云う通りに11時半頃から食いが立ち、型も2kg前後の良型も半数近く混ざっている感じで皆さん順調に上げている。私もこの後4枚追釣したが、右胴の方のみ未だオデコだ。船長も釣らせたい一心で口やかましく注意が飛ぶ、どうやら棚をラインの色で取るように幾度となく注意していたが、少し経つと又リールカウンターでやっており、棚が4〜5m下にズレているようだ。そして、漸くこの方に当たったのが最後の流しで、船長も来て、隣の方も焦るな、ゆっくり巻けと激を飛ばし、無事1,5kg程の雄をゲットした。船長の顔もやっとホットした表情に変わった。やはり、全体的に釣れている時に1人ボウズがいると相当気疲れをするようだ。後、5分で上がりますのアナウンスと同時に、私他4人にヒット!!しかし、悪い癖がここで出た。当たりが強かったのでつい即合わせを・・・5m程巻いてバラシ(^^;; そして、隣の方は、船底に持っていかれハリス切れ。あとの2人は無事ゲットで納竿となった。船中釣果は6人で1〜10枚の36枚。私は8打数6安打で1kg〜2,5kgと型も良かったので今年の乗っ込み真鯛は○かな。多分魚体が奇麗だったから皆メス?棚が乗っ込みにしては若干深めだったからもう産卵後かなと思ったが、自分で捌いた3枚は全てメスでポンポンの抱卵状態だった。


1kgの鯛が片手サイズに見えてしまう。

5日は刺身に、6日は鯛めしにした!!鯛〜とトーンの下がる妻が、今回は鯛めしの作り方をネット検索して手間を掛けて作り。そして、妻も娘も美味しいね云いながら食べていた  【^^】。刺身も同様で、たま〜にだと美味しいようだ!?

コロナウイルスが今度は関西方面で多発している。ツアーがヤバいから、では自家用車で4月に四国に・・と計画を練り始めたらこれだ!!これで春の旅は完全に無である。鯛か鬼カサゴに行きたかったが、海況やら、日程が合わず3月13日1年ぶりの利島沖の目鯛に行くことにし前日予約を入れた。船はK丸だ。この船このところ満船が多いが何とか予約で来た。妻に「明日釣りに行ってくる」・・行っといでーーとここまでは何時もと変わらなかったが、その後がいけない、目鯛〜・・他所に上げておいで〜〜〜妻には飽きた魚では目鯛がワースト1なのだ(^^;; 出だしから拍子抜けである。波は1,5〜2mウネリを伴うとの予報だから、船酔いする人なら完全にアウトだが私的には全く問題ない海況だ。夕食を伊那のコンビニで買っていき行き、今回も食堂はスルーだ、だがなかなか食べる場所がなく結局 「天城の道の駅」まで行く羽目になり、夕食が済んだのが20時、須崎には21時頃についたが、なかなか眠られず23時半過ぎに何とか4時間半ほど眠られた。

波は1,5m予報と違い晴れだ。漁場に到着、利島と新島もくっきり。 キタ!!竿がグイグイ刺さる。

客は7名、左舷4名、右舷3名で私は左舷のトモ側の胴の間だ。往きは普段と変わらないスピードで利島沖に走り、7時30分に投入開始となった。波は予報通りだったが幸い風は弱い、潮は早いらしいが 140mで9時頃までは入れ食い状態だった。しかし、その後風が強くなり、波、ウネリも高くなり上り直すのは時間がかかる。棚も150m迄落とし、直ぐに145〜140〜135〜130mはい上げてと矢継ぎ早に指示が出る、落とし込む時間よりもこちらの方が短い・・。それでも船中10匹弱は上げていたと思うが私は3回掛けて全て祭りでバラシだった。船中釣果は右舷14〜13、5(この方はサメに半身やられた・・・(^^)からだそうで、トモの方は不明、左舷はミヨシより10〜9〜11(私)〜7匹だった。帰りは風とウネリの為白浜方面に大きく蛇行して港に戻った為、何時もより30分程時間がかかってしまった。型も今回は小型ばかりと思っていたが、帰宅後検量してみると、意外や4、5〜2,5Kgが5匹、2Kg〜1、5Kが6匹だった。妻からは、釣れてよかったね、自分で処分してね・・・と、優しい?嫌味?の言葉が、それでもめげずに夕飯は目鯛のシャブシャブにしました!!

久ぶりの昼間の釣り、太陽が眩しかった。釣果も良しかな。

コロナウイルスの猛威が愈々世界規模に拡散している、各国のニュースを見ていると日本の対応の甘さ、特に他国の様な多数の検体検査体制をなぜしないのか、出来無いのか、不安の続く昨今である!! そんな中、2月28日前回と同じヤリイカで敦賀にAさんと行ってきた。車外ではもちろんマスク着用、夕飯はSAには入らず、コンビニ弁当を車内で食し、アルコール抗菌テイッシュも持参だ。また、先日は3月末出発の対馬・壱岐のツアーの予約もキャンセルした・・にも拘わらず、やはり釣りの誘惑には負けてしまう(^^;;;。今回は天候の関係で深夜便を選択した、釣行後の疲労は結構なものだろうと覚悟はしているが今年のヤリは私的にはラストチャンスである。幸い予報では曇りで凪と最高の条件であり、前日の段階で満船の22名状態である。家を15時に出発し、釣り宿に20時には着いた。

今日は満船の22名だ。      イカ玉が湧いてくる。        このイカ達は先ず沖漬けだ!!

今回は、この船が初めての人達が少なくとも半数以上の様だ。車も大阪、豊田、奈良、名古屋、湘南、そして私の松本と多彩である。皆さん9時には集まったので9時半に30分早く出船した、今日は全速力で最初は越前に。ところがここでは幾回もイカ玉が湧き、スッテには乗ってこない、ベテランの4〜5人は引っ掛け仕掛けを持参しており、イカ玉に向かって投げて多い人で5杯ほどは上げていたが、思ったよりは掛からなかった感じがする。1時間程ここでやったが、私はここでは3杯のみ、Aさんは引っ掛けで2杯釣り上げたが、未だ乗りの感触が掴めない感じだ。11時半頃、移動のアナウンスが有り美浜原発沖に40分程全速で移動、これが良かった。棚は越前と同様28〜29m程、前回の75mに比べ格段に手返しは良い。ここでは投入一投目から乗ってきた、しかし、今日は追い食いさせようとしても却って途中でバレてしまう、掛けても20回以上のバレがあった、バレる位置も棚が浅いから取り込み寸前が多い、下手ですね〜〜。前回と違って1荷は10回程は有ったが、トリプル以上は皆無だった。Aさんも10分程して漸く掛けてからは、しっかり載りを感じてポツポツ上げていた。ミヨシ側にはイカメタルの方達が7人いたが、内2人はポツポツ掛けていたが、今回はイカメタルはあまり釣果が伸びていないように見えた。私は今回は当初15杯は最低釣りたいと、船宿のお婆さんと話したが、これが30杯に行くと今度は40杯・・そして50杯と欲が出てしまう(^^;;結局、47杯(今回も竿頭らしい)で納竿となった、Aさんは順調に上げていたのだが、19杯と今回の船中アベレージだったようだ。しかし、ヤリイカ初挑戦だから、次回は竿頭かも!!船中釣果は20杯前後〜47杯と船のブログに書いてあった。

雄が多く、胴長30cm超サイズが主体。黒袋は沖漬けだ。

Aさんの釣果。

もう2月も中旬、白内障の手術から1か月経過したので漸く初釣りに元気良くGO!!・・とは行かなかった。行きたい気持ちはうずうず、しかし、体がついてこず迷いがあったが、両肩に注射を打って、腰ベルトを持参し・・あとは気力を振り絞って2月13日何とか敦賀の色浜港にヤリイカ釣り行って来た。2日前に申し込んだが当日9時の時点で私1人のみ、このS丸は20tあるので4人以上でないと出船しない、家を遅くも九時半に出ないといけないので、迷っていると船長からрェ有り、未だ1人だが出発してみて・・との事、最悪他船に声をかけてくれます・・「即、いいよ」てなことで9時15分家を出た。小雨で松川付近は霧だったが土岐からは青空も出てきた。今回は、昼飯はコロナウイルスを警戒し、出来るだけ人込みを避けるために、弁当持参でSAの駐車場で食べた、おまけに、妻に除菌テッシュを持たせられたので都度これで手や顔を拭いた。あと10分程で到着の前に船長からпA人数が集まったよう・・どうやら4人のようだ。海も穏やかだし、まあまあは釣れるのではないかと期待が弾む。

4隻が出船する感じ、皆さん準備中 雲間から夕陽が、海は大荒れ  右舷は私の貸し切り状態だ

3人が時間ギリギリだったので16時少し過ぎに港を出た、予報は2m〜1mだったのだが、3時頃から強い西の風が突然吹きだし、ウネリが大きく、船はゆっくり走行だ、そして、スクリュー停止の後大波がドカーン〜〜ドシン〜の繰り返しで、1人は30分もたたない内に船酔いでギブアップ、最後まで竿を出せなかった、気の毒な次第である。結局沖まで出られずに原発の見える場所で錨を下ろし5時半頃投入を開始。水深75m程、両足でしっかり踏ん張っていたのだが、波が来るたびに幾度となく椅子に叩きつけられた、こんな釣りは久ぶりである。両肩は重痛いし、腰バンドをしていても腰にズキン、ズキンと痛みが来てこれはヤバイかもと思いながらも何とか最後まで竿を振り続けた。こと釣りになると何とも不思議な根性が湧いてくるのだ(^^;;  。 7時半ごろになると波が1m程に収まってきた、それまでは当たりがあり追釣をさせようとすると却ってバレてしまうケースが多く、単発だったのだが、その後は1荷、トリプル、そして5杯掛けもあり、パタッと止まってしまっていても、辛抱強く誘っていれば続けて乗るといった具合で、爆釣とはいかないまでも、大型主体に船中32杯〜25杯とまあまあだった。私は32杯とスルメ1杯で昨年と同じ程度の釣果で満足の初釣りだった。


今年も冷凍保存で食べられます(^^;;。

込んでくると共食いするので、3回目の回収前に。

 令和2年迎春。今年も宜しくお願いいたします。  ここ数年、毎年手術や、腰痛やらで釣行が途切れてしまう、今年は1月8日に左目の白内障手術を。これで初釣りは2月の内に行かれれば良いのだが、果たしてどうなりますやら。